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アメリカと日本で違う?アメリカの老人介護施設

      2016/03/17

アメリカと日本で違う?アメリカの老人介護施設

日本でには様々な老人介護施設が存在し、その内容は様々です。アメリカでの老人介護施設はどのようになっているのでしょうか。日本との違いはあるのでしょうか。今回はアメリカの老人介護の現状について調べました。

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アメリカの老人介護の現状は

意外に思われるかもしれないが、アメリカの高齢者の多くは家族に介護されている。米厚生省の統計だと、在宅で介護を必要としている人の70%は、行政の支援を受けず、家族の手で介護されている。ニューヨーク州では65歳以上の高齢者で、介護を必要とする人の80%もが家族に介護されている。

こうした家族(世帯数)は、全国で2200万に上ると推定されている。介護者の70%は女性。無論、配偶者が介護しているケースも多いが、その平均年齢が46歳ということを見ると、かなりの部分がお嫁さんか娘さんの負担となっている。

これらの人が外で働けないことによる経済的損失は、ばかにならず、社会的な問題になりつつあるようだ(以上、データは大津和夫著「介護地獄アメリカ」日本評論社刊、による)。アメリカ型介護の特徴は、前回説明したメディケアという高齢者医療制度から生まれている。この制度は社会保険料を徴収する強制加入のパートA、任意加入のパートBに分かれていて仕組みが複雑だが、要は介護保険でなく医療保険だという点だ。あくまで病気を治すための保険だから、退院後の介護、リハビリは医師の判断で100日間が限度とされている。

100日間の施設もしくは通所介護、リハビリを終えた人の帰る先は家庭か、病状悪化による再入院しかない。だから老後、長期にわたって介護を受けながら暮らすためには、どうしてもメディケアにプラスして民間保険に入るなど自己防衛を行う必要に迫られるのだ。

引用元-マイナビニュース

アメリカの公的医療保険とは

アメリカにも公的医療保険はありますが、加入できる人は限られています。メディケアとメディケイドという2つの保険が、連邦政府または州政府によって提供されています。メディケアは65歳以上の高齢者と身体障害者、慢性腎不全患者(透析や腎移植が必要な患者)が加入できますが、メディケアタックスを10年間払わないと加入できません。メディケアタックスを10年間納めていない人は、今までのタックスの支払い期間に応じて毎月の保険料が決定され、それを毎月支払えば加入することができます。これは高齢者のための国の保険ではありますが、日本でイメージするような外来や入院、処方箋に関わる医療費を全てカバーされるようにしようと考えると月に1.5-6万円(今までのタックスの支払い期間により金額が違います)の保険料を支払わなくてはいけません。
低所得者に対しては、メディケイドという公的医療保険があります。メディケイドは、メディケアと違い、州ごとに規定が異なります。また、メディケイドにはいくつかの種類があり、個人の収入や病気の種類、治療の内容によって当てはまるものが違います。例えば外来だけカバーできるものや、入院も外来もカバーできるものなどがあります。

引用元-もしものとき.com

アメリカの老人介護施設の種類

【高齢者用アパート】

高齢者用アパート(Retirement Community Independent Living Senior Housing 等)の月額費用は、1,200~2,000ドル程度で、メディケア・メディケイドの給付は無しです。
高齢者アパートの特徴は、自立生活が可能な(介護を必要としない)高齢者の為のアパートで、施設によっては、食事、趣味、娯楽の活動、移送サービスなども提供されます。
100世帯程度の建物が一般的です。
アメリカ州政府やアメリカ合衆国連邦政府からの援助を受けている低所得者用のアパートもあります。

【介護つき住宅・介護つきアパート】

介護つきアパート(Assisted Living 等)の月額費用は、2,000~3,000ドル程度で、メディケア・メディケイドの給付は無しです。
介護つきアパートの特徴は、介護を必要とする高齢者の為の施設です。
個室か2人部屋で3食の食事、入浴・トイレ介助などが付いています。
70~100世帯程度の建物が一般的です。
車いす利用は原則として認められないが、近年では車いす利用者や認知症高齢者の入居も見られます。

【介護つき住宅・レジデンシャルケア】

レジデンシャルケア(Board and Care Residential Care 等)の月額費用は、2,000~4,000ドル程度で、メディケア・メディケイドの給付は無しです。
レジデンシャルケアの特徴は、入居者の要介護度は介護つきアパートと同じですが、一軒屋を利用しています。
1単位が6人ほどなので、施設によっては性別、症状などの入居条件を出している事もあります。

【ナーシングホーム(認知症専門病棟)】

ナーシングホーム(Skilled Nursing Facility 等)、認知症専門病棟(Dementia Unit Alzheimer Unit 等)の月額費用は、4,000ドル~で、メディケア・メディケイドの給付は有ります。
ナーシングホーム(認知症専門病棟)の特徴は、看護師や医師が常駐しており、介護だけでなく、リハビリや医療行為が必要な高齢者の為の施設です。
1施設あたり100ベッド程度が一般的です。
ナーシングホーム入居資格基準に基づき、医師の判断によって入退院や期間が決まります。
入居費用は高額ですが、100日間まではメディケア、資産が2,000ドル以下の高齢者にはメディケイドが適用されます。
認知症専門病棟には、安全上の配慮として監視カメラなどが設置されている事もあります。

【終身介護つき施設】

終身介護つき施設(Continuing Care 等)の月額費用は、2,000ドル程度(入居時に50万ドル程度が必要)で、メディケア・メディケイドの給付は無しです。
終身介護つき施設の特徴は、ナーシングホーム(認知症専門病棟)と同じ機能がすべて備わっている総合施設です。
入居時には健康で、経済的に支払い能力がある事が必要です。
趣味、娯楽活動、レストランなども完備されています。
入居時に、50万ドル程度の入居金が必要ですが、終身介護という点で人気が高いです。
大規模なものがほとんどで、200~300世帯用のものが多いです。
アメリカの高齢者住宅・施設の分類は以上です。

このような高齢者住宅や施設の入所費用は、利用者の自己負担になります。
アメリカの介護サービスは、私的に購入する事が基本であり、サービス利用は費用負担能力に応じたものになります。
ナーシングホームの場合、営利企業が約75%、教会やNPOが約20%、政府所有は5%です。
在宅サービスの利用者は、サービス事業者と直接契約を結び、基本的に全額自己負担でサービスを利用します。
低所得者には、郡や市が提供する在宅サービスがあり、要介護認定を受けたうえで、在宅サービスを受けられます。
費用は、メディケイドの財政から賄われます。

2011(平成23)年現在、約3割の州で「PACEプログラム」が実施されており、ナーシングホーム入所資格を持つ要介護高齢者が、在宅で生活を送る事ができるように、医療と介護サービスをパッケージで提供しています。

引用元-日本介護職員基礎研修知識/Nursing staff base of Japan

施設による費用の違い

当然ですが、どこで介護を受けるかによって費用が異なります。アメリカには要支援・要介護の高齢者が入居できる施設がたくさんあります。たとえば、assisted living facilitiesは、日本のサービス付き高齢者住宅よりやや高度の支援が受けられます。サービス内容としては、24時間見守り制度、3度の食事、車での送迎、看護師による血圧測定や薬の管理といったもののほか、場合によっては部屋の清掃、洗濯、入浴介助などもあります。月額料金は地域、施設の規模、サービス内容などによって異なりますが、全国平均は35万5千円。日本の有料老人ホーム並みの料金ですね。もちろん、探せばもっと安いところもあります。たとえば、カリフォルニアでは一番安いところで月額10万円、ミシシッピでは8万円のところもあります。ただし、料金が安いところは規模が小さかったりサービスも限られていたり、というのが難点。

介護の対象がアルツハイマー病や認知症など、より専門的になる場合(メモリーケアと呼ばれます)は追加料金がかかり、平均月額は48万円にものぼります。最も安い州のインディアナでも、30万円近くかかります。

さらに高いのが、日本でいう有料老人ホームです。介護サービスには医師・看護師による医療サービスも含まれます。こちらは相部屋で1日2万円ほど、個室は料金がより高くなります。月額は軽く60万円を越す勢い、これではまるで高級ホテルですね。

広い戸建て住宅を介護用に改造したケアホームは入居者が4~6人と小規模で、アットホームな雰囲気が魅力です。が、こちらも月額料金は相当高く、平均にして35万円前後でしょうか。もちろん、これも探せばもう少し安いところもあるはずです。ただし、ケアホームのサービスは内容と質がまちまちで、経営者が看護師の資格を持っているところはかなり専門的なサービスが提供されますが、そうでないところは病気や障害の重い人には不向きです。

また、自宅にいながら介護を受ける場合は、住み込みあるいは通いの家政婦や介護士を雇います。介護士への報酬は時給2000円あまり、家政婦への報酬は1900円が相場です。1日5時間、週7日サービスを受けた場合、月額は28万円前後。要介護度が高い場合さらに長時間利用となり、月額は40万~50万円にのぼります。

ここまで書いて、ため息が出てしまいました。これほど高額の月額料金を払える人は、いったいどのくらいいるのでしょうか・・・。

実際は、こうした介護費用の49%は政府が負担しているという発表があります。これは、低所得者層を対象にした国の健康保険メディケイドのサービスで、独居世帯では収入が年間162万円未満、2人暮らしでは218万円未満の人が対象になります。つまり、介護サービスを利用しているアメリカ人の約50%は、政府に費用を負担してもらっている、というわけです。政府の懐、痛いですねー。

引用元-椰子とプルメリアとハイビスカス

こんな複合施設も

―超複合施設イザベラハウスの特徴―

特徴は大きく分けてこんな感じだYO。
①有料老人ホーム、リハビリ施設、サービス付き高齢者住宅(自立型)、高齢者デイサービス、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、児童デイサービスが全部ひとつのビルに入った複合型施設なんです。でかい!
②サービス付き高齢者住宅(自立型)の入居費は1日425ドル。4万円以上!それでも他と比べたらコスパは良いというのが驚き。
③階級社会が垣間見える。お金持ちは素敵なお部屋に。生活保護の方は無料。平均を下回る程度に貧しい方は入居できない。

―自立型のサ付きを見学―

では実際に見てみよう!ということでサービス付き高齢者住宅(自立型)の居室を見せてくれた。
これがまた綺麗で仕方がない。まるでホテルである。

―続いて、下層階の有料老人ホームを見学―
それから下層階にある有料老人ホームの機能を果たすフロアを少しだけ見学させてもらった。上層階とは雰囲気がだいぶ違う。車イス利用者が多く、介護度の高い人がたくさんいるようだ。ここはどういうわけか短時間の見学ですぐに一階の食堂へ向かう。

ちょうど昼時で、利用者のみなさんが食堂に集まり始めたところ。僕らも列に並ばせてもらう。
大学の学食のようにトレーを取って順番に希望の食べ物を注文していく。

ここで岡も坂野もびっくり。
注文できる食べ物がハンバーガーorポークソテーのどちらか。サイドディッシュにマッシュポテトかフライドポテトというなんともアメリカンなスタイル。

65歳〜100歳くらいの利用者さんたちが食べるにしては、だいぶ油ギッシュである。さらに、ここは日系人や邦人の移民が多く暮らす施設。みなさん大丈夫なのかなー?と周りを見渡してみると、むしゃむしゃむしゃむしゃ食べているではないか。
さすがニューヨーカーの胃は違うね、パワフル。

引用元-介護のほんねニュース

アメリカの老人介護施設の問題点

基本的にアメリカの介護施設は民間が経営しているところばかりであり、介護関連の仕事をしている人の給料は高いケースが多いです。民間なので、充実したサービスを提供している例が多いのですが、一部の人しか入居することができないので問題があります。

これからは政府がもっと介護に対して真剣に取り組まなければいけない状態となっています。満足な医療や介護を受けることができなくて多くの方が亡くなっている現状があるので、無視できる問題ではありません。

引用元-日本と世界の介護

まとめ
アメリカでは在宅で介護をしている人が多いのが意外でした。しかし国の支援を受けられないのは大変ですね。

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