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司法書士補助者とは?その仕事内容

      2016/06/17

司法書士補助者とは?その仕事内容

司法書士といえば法的文書作成に必要な資格ですね。その司法書士の仕事を手伝う人を補助者と呼ぶそうです。司法書士補助者はどのような仕事をしているのでしょうか。今回は司法書士補助者の仕事内容について調べました。

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司法書士の仕事内容とは

法的文書作成のスペシャリスト! 弁護士の業務を行うことも!

司法書士の主な仕事のひとつとして挙げられるのが、登記業務。
例えば、土地や建物を購入するときに司法書士さんにお世話になったという人が多いはず。
土地や建物の売買をする際は、所有権を売主から買主に移す必要がありますが、この所有権移転の登記手続きを代行するのが司法書士です。
登記業務は不動産登記だけに限らず、会社設立の際には法人登記が必要になりますし、会社の重要事項が変更になるたびにそれを登記に反映させなければならず、それらの手続きを代行する専門家が司法書士というわけです。

さらに、研修を受けた認定司法書士なら、簡易裁判所で審理される140万円以下の事件について、弁護士と同じ業務を行うこともできます。
弁護士と同じように依頼主の代理人となって、相手と交渉や調停を行ったり、裁判を起こすこともできるのです。

司法書士が行う業務をまとめてみると以下のようになります。

1・不動産登記や商業登記などの登記業務
2.企業法務、相続、債務整理などについての書類作成業務
3・簡易裁判所で審理される140万円以下の法律事件の解決

1番の業務については司法書士の独占業務ですが、2番と3番については、弁護士の行う業務と重なっている部分があります。
司法書士は、遺言書や相続関係の書類、協議離婚の際の離婚協議書のほか、内容証明書や契約書の作成なども行いますので、その点は行政書士の仕事とも重複することになりますね。

引用元-行政書士・司法書士 オイシイのはどっち?

司法書士補助者の仕事内容とは

私たち司法書士は、司法書士登録をした者が、最低でも一人はいないと、事務所を開くことができません。
ですから、司法書士一人ででも開業することができるわけですが、その仕事量等によっては、一人で仕事をこなすことができない場合があります。

そういった場合、大抵、人を雇うことになりますが、その際、司法書士の仕事のお手伝いをしてくださる方を「補助者」といいます。
司法書士の補助業務や、登記作成補助、裁判所提出書類作成(パソコンを使っての作成業務)、私たちに代わって法務局や裁判所、市役所等に出向いたりと、様々なお手伝いをしてもらうわけです。
まあ、一般企業でいうところの「社員」が、司法書士事務所では、「補助者」というわけですね。
なぜ補助者と言うのかは、私は知らないのですが、私、個人的には、この補助者という呼び方が好きではありませんので、「スタッフ」という言い方をしています。

この補助者、正式には、「司法書士補助者」といいますが、補助者を採用した際には、まず初めに、県司法書士会へ使用届をする必要があります。
司法書士の業務を補助するということで、司法書士に準ずる行為だという理由のためでしょうか、この届出をする際には、様々な書類が必要となります。

司法書士補助者使用届やら司法書士補助者証発行請求書、履歴書、誓約書、2.5㎝×2.5㎝写真が3枚、住民票等、これらを県司法書士会に提出します。
そして、その届出受諾を経て、正式な補助者として仕事ができるわけです。

引用元-くまもと司法書士事務所

実際に補助者を経験した人の仕事内容

私が経験した仕事

①登記申請書作成

登記申請を行うためには、所定の書式に基づいて申請書を作成しなければならない。
私が所属していた事務所では、ワープロ(パソコンではない)で申請書を作成していた。ただ、これらは定型文書で十分対応でき、住所・氏名・不動産情報などを打ち込めばすぐに完成するのだ。
申請書を打ち出した後、所定の登記印紙 を貼付し、住民票や印鑑証明書などの添付書類と合わせてクリップでまとめる。
これで完成。慣れれば30~40分ほどで完成する。
当時の先輩補助者は「プラモデルを作るようなもの」と発言したことがあったが、まったくそのとおりである。

②登記申請(法務局回り)

現在は、郵送でも登記申請はできるのだが、私が補助者として働いていた当時は、その不動産を所管する法務局に行く必要があった。
私が在職していた司法書士事務所は某ハウスメーカーの下請的な立場であったため、その新築物件が所在する大阪・京都・滋賀の法務局を回ったものである。
事務所は大阪市内の天満橋であるため、朝イチで事務所を出発して、申請が終わって帰ってくるのは、早くても夕方になる。
まさしく半日旅行的のような気分で宅急便のような仕事を行うのだが、運ぶものは人様の権利証や印鑑証明書であり、絶対に紛失できない代物である。もっとも、移動中は手持ち無沙汰になるため、当時勉強していた司法書士の参考書を読んだり、小説を読んだり、音楽を聴いていたものである。

さて、登記申請といっても、法務局の館内になるポストに放り込むだけなので、申請が終わると次の法務局に行かなければならない。
よく行った場所は、京都の場合、丹波口・嵯峨・亀岡・宇治・木津・京田辺・丸太町等にある法務局で、滋賀の場合、大津・草津・守山・彦根・長浜・水口・近江八幡・八日市など(おそらく他府県の方はどこがどこかサッパリわからないと思うが、ご容赦ください)。毎日のようにこれらを巡ったのだが、京都や滋賀の穏やかな風景に癒されたものだ。
特に私の気に入った場所は、京都の宇治や、滋賀の守山など。
いずれもおそろしく辺鄙なところにあるのだが、駅から自然を見ながらブラブラ法務局まで歩くのが個人的には楽しかったものである。

③市役所・区役所回り

不動産登記を申請するには、その種類によって住民票・印鑑証明書・戸籍謄本など添付しなければならない。
それらの公的文書は本人が住所を構える所管の市役所・区役所でしか入手できないため、これまた補助者たる私があちらこちらの役所を回って入手したものである。
当時はまだおおらかな時代で司法書士の保有する「職務上請求書」を使用すれば、役所も形式的なチェックで簡単にこれらの書類は入手できた。

しかし、その後本人でないのに不正に取得するなどの問題が発生したため、現在、この手続はかなり厳格になっている。
特に戸籍謄本などは個人情報保護法上は「機微情報」とも称されるデリケートな書類であるため、司法書士が入手するにもそれなりに厳格な手続が必要となっているらしい。

④金融機関回り

金融機関より担保権設定登記を依頼された場合、その登記完了後に関係書類(登記済証、登記事項証明書等)を金融機関に提出しなければならない。
そのため、登記完了後の書類を法務局からいったん回収し、事務所で整理した上、各金融機関に渡す必要がある。これまた、宅急便的な仕事であり、書類を渡すと「ハイ、終わり」となる。

⑤権利証受領

ご存知の方も多いだろうが、担保権設定登記を行うためには、不動産物件所有者の権利証が必要になる。
そのため、クライアントから権利証を預かる必要があるのだが、人によっては、事務所への郵送を嫌がり、直接に事務所の「預り証」と引き換えに渡すことを希望するケースがある。その場合、補助者である私が、「預り証」と 引き換えに権利証を受け取りにクライアントの自宅を訪問する。
当時は、Googleマップなどの便利なものがなく住宅地図とにらめっこしながら、苦労してその自宅を伺ったものである。

引用元-企業法務担当者のビジネスキャリア術

司法書士補助者としての仕事は役に立つのか

実務は勉強に役立つ!?

司法書士試験は実務と直結しやすいと言われます。
そのため司法書士事務所に補助者として就職することで実務を肌で体験でき、勉強にも活きてくるという話があります。
ただその反面、勉強できる時間が限られるため、結果的には就職しないほうがいいという結論に至ることが多いようです。

登記法は効果あるかも

では実際にどうかというと、私の経験上、プラスにはなりますが、試験に受かるまでの強烈なものはなく、添える程度のものと感じます。
不動産登記法や商業登記法がどうやっても頭に入らず苦しんでいる人は、登記中心の事務所での補助者経験で、登記法独特の「コツ」というか考え方みたいなものが分かるかもしれません。これできっかけをつかむことも考えられます。
私は登記法自体は意味不明でもありませんでしたが、日々の登記申請書の作成から何かをつかんだような感じがあります。
流れが分かったような感じで、参考書の記載内容が頭に入りやすくなったと思います。

民事訴訟法はどうだろう

ただ司法書士試験は登記法だけではないので、他の科目に好影響を与えるかというと厳しい感じがします。
裁判系の事務所に行ったら民事訴訟法絡みが強くなるかというとこれもまた一概に言えないでしょう。
サラ金の過払いオンリーの事務所だと、非常にシステマチックに事務をするだけのポジションを与えられたりしますし、法律がどうこうという場面に立ち会えるかも分かりません。

違う側面から見た効果もある

実際に実務に触れることで、この厳しい勉強への励みになることもあります。
資格があればもっと活躍できる!とやる気が出てくる人もいます。
また時間が制限されることで、より集中力が高まり、効率的な勉強をすることで合格に近づく人もいるでしょう。
人それぞれで補助者就職の効果が変わってくると思います。

専業環境があるならそちらが近道

ただやはり、就職すること自体が合格への近道とは到底思えません。
勉強に専念すること、それを継続すること自体も難しいのですが、ストレスと多大な責任を毎日感じる司法書士の実務処理は、帰宅後・休日の勉強のやる気をなくしてしまうことが多々あります。
今では派遣での数ヶ月の募集もあるので、マンネリ化を感じている人は一度補助者就職してみるのもいい刺激になるかもしれません。
一発発起で本当に勉強に専念できるなら、勉強に全てを注いだほうがいいでしょう。
焦って実務も覚えつつ…と欲張ると長引く結果になるでしょう。
勉強専念の環境があり、それを少なくとも2年間やる気を維持できるなら、補助者就職は合格後にして遅いことはないと思います。

引用元-独学5ヶ月の司法書士試験

司法書士事務所が補助者として採用したい人材とは

司法書士事務所の方では、いったいどのような人間を採用したいのか、あるいは実際にどのような人間が補助者として勤務しているのか。列挙してみましょう。

1.親族
配偶者や親兄弟などです。特に配偶者は、生計を一にしているので、司法書士としては、給与面についてプレッシャーがありません。
また、職務に対する忠実性が高度に担保されているからです。

2.司法書士になりたい人
一般的に、モチベーションが高いと思われ、業界内で将来生きていくことを考えると無茶もしないだろうという安心感があります。
また、すでに勉強をある程度重ねているなど、基礎的な法律の素養があることが多く、実務と試験がきわめて親和性の高い司法書士制度のおかげもあり、実務の理解が早いのではないか、という期待もあります。

3.その他資格試験などを目指している人
2.に準じます。

4.不動産業、金融機関、司法書士事務所、他士業事務所、関係官庁などで実務経験のある人
年齢的には、若い人が採用されるケースが多いですが、そうでなくても経験値のある人は、なにかと役に立ちそう、という事務所の期待が働きます。
特別に能力の高い補助者を俗にに「スーパー補助者」などと言ったりしますが、スーパー補助者は、在籍している事務所が廃業しても、就職は引く手あまたです。

5.その他実務経験のある人
4.に準じます。
全くの畑違いであっても、履歴書の職務経歴として信頼できるものは好まれそうです。

6.ここまで読んでも補助者になりたいと思っている人、その他、薄給と激務に耐えることができそうな特別の事情のある人
熱意がすべてです。熱意ある人材なら、とりあえず雇ってみるか、という事務所もあるでしょう。
司法書士会に赴いて、どうしても補助者になりたい旨を司法書士会事務局の方に切々と話して、採用する余裕のありそうな事務所を聞きだし、何度も頼み込めば……あるいは……
ほかは一般的な採用基準と変わらないと思います。
たとえば、愛想があって、賢そうで、誠実そうな人は採用されやすいとか。
まあ、司法書士事務所に限った話ではないでしょう。

引用元-とある国の話、代書屋Aを語り手として。

まとめ
司法書士補助者の仕事は結構忙しいようですね。司法書士を目指しながら働くのは大変なようです。

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