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アスペルガー症候群の診断名がなくなる?なくなったワケとは?

      2017/01/21

アスペルガー症候群の診断名がなくなる?なくなったワケとは?

アスペルガー症候群とは、言葉や知的な遅れがない自閉症のことをいい、ある程度成長しないと見つかりにくい障害と言われています。今後このアスペルガー症候群の診断名は統合されてなくなるといいます。なぜ診断名はなくなることになったのでしょうか?

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アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群とは、自閉症の3つの特性(社会性・コミュニケーション・想像力の3つ組の障害)を持っており、言葉や知的な遅れがない自閉症をいいます。

アスペルガー症候群の子供は、普通の子供と同じように言葉を話すことができ、部分的には高い能力を示すことがあるので、言葉の発達面だけを見ていると、子供の障害を見逃してしまうケースもあります。

アスペルガー症候群は、ある程度成長しないと分かりにくい障害ですが、気をつけて観察していると幼い頃から小さな兆候が現われています。

赤ちゃんのときから抱っこしていても目を合わせないとか、部屋にひとりでおいていても長時間静かにしている、あるいは一人で遊んでばかりいる、言葉は話せるのに会話がギクシャクしたり、何となくかみ合わない・・・といったように子供に気になる特徴が見られた場合には、3歳児検診などで専門家に相談してみましょう。

引用元-行列のできる情報館

アスペルガー症候群を診断する基準とは

アスペルガー症候群の診断基準とは?

さて、アスペルガー症候群は何を基準に診断されるのでしょうか?
実は、日本の精神科や心療内科で使用している診断基準があります。

当然と言えば当然のことですね。A病院とBクリニック、C医院のそれぞれが別々の診断基準を使って患者を診断してたりすると、何が何だが訳が分からなくなって混乱してしまいますからね。

その「日本の精神科や心療内科で使用している診断基準」は何なのかというと、【 DSM-Ⅳ 】という診断基準を日本は採用しています。

アスペルガー症候群をはじめ、自閉症、うつ、パニック障害、境界性人格障害、摂食障害、強迫神経症などの精神疾患についての診断基準、判断指針が【 DSM-Ⅳ 】です。

[ DSM ]とは、[ Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders ]の頭文字で、日本語に訳すと「精神障害の診断と統計マニュアル」となります。

[ DSM ]はアメリカの精神医学会の診断基準のことです。
日本はアメリカの基準を使っている、ということですね。

メンタル分野においては、アメリカは日本より10年進んでいるといわれています。
ですので、心理=メンタルの研究・勉強を本気でしようという人は渡米する、という現状です。かくいう私もその一人ですね。

その[ DSM ]ですが、[ DSM-Ⅳ(4) ]となっているのは、年月を経て改訂・バージョンアップが行われて「4番目」という意味になります。

引用元-キッズメンタルねっと

自閉症の中のアスペルガー症候群の診断の分類

自閉症状の典型的(定型)として

1、コミュニケーションの欠け(言語障害や言語遅滞など)
2、社会性の欠け(独自のこだわり、理由なしに嫌がったりなど)
3、想像力の欠け(表情からの気分の読み取り、場の雰囲気の理解、共感能力の欠如など)
の3つがあります。

このような典型的(定型)な自閉症を「カナー症候群」と言います。
逆に、1~3の全てに当てはまらないが、どれか1つか2つは当てはまる非典型的な自閉症を「非定型自閉症」(特定不能の広汎性発達障害)と言います。

引用元-リバータリアン心理学 研究所

アスペルガー症候群の診断名がなくなる?

2013年5月。アメリカ精神医学会の診断基準DSM(精神障害の診断と統計の手引き:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)が19年ぶりに改訂される。
DSMは「アメリカ精神医学会」という一団体によってつくられた診断基準ではあるが、世界中で使われている事実上のグローバルスタンダードになっている。
日本でも、このDSMを使った診断がきわめて一般的であるため、今回の改訂は日本にも少なからず影響を与えると考えられる。

DMSの改訂によっていくつかの変更が行われる予定である。
まずDSM-IVでは、小児自閉症やアスペルガー障害などのサブカテゴリーを含む「広汎性発達障害」とよばれていたものが、DSM-5では「自閉症スペクトラム障害」というひとつの診断名に統合される。

引用元-SYNODOS

アスペルガー症候群の診断名がなくなるとどうなる?

垣根がさっぱりして、差別がなくなってよかったというメリットがあるんじゃないかと思うかもしれませんが、もっと別の目的があります。

それが「お薬を出せる」ということです。

例えるなら、今まで非定型の自閉症やアスペルガーという魚の住む海は、まだ魚が未知だったので禁漁(お薬を出せない)されていたのです。
今回、それを解禁させて、未知の魚でも、既知の魚と一緒ということにして漁をしてもよくなったということです。(お薬を出してもいい)

通常なら、簡単にアスペルガーなんて診断ができなくなり、自閉症なんて重い印象の診断なんて滅多に出ないだろうと思われるかもしれませんが、どうしても自分の子どもや、あるいは自分自身が、コミュニケーション障害や社会性・想像力の欠けから馴染めずに悩み、受診すると、どこかで「今の症状の答えがほしい」と思ってしまうものです。

引用元-リバータリアン心理学 研究所

アスペルガー症候群の診断名がなくなった経緯とは

DSM-IVの判断基準ではアスペルガー障害は10万人に8.4人しか発現せず、その判断基準に意義があったのかはよくわからない。
ヴォルクマーとクラインはハンス・アスペルガーの記述に近づけたものと述べているが、ウィングは(Wing 2000=2008)広汎性発達障害のサブカテゴリーとしては「不満足な代物」という評価を下している。

自閉症スペクトラム障害に統合が決まってからは議論されることも稀になったが、アスペルガー障害というサブカテゴリーの無用さは研究者のあいだでは共通認識となってきたところがある。

引用元-SYNODOS

まとめ
アスペルガー症候群の診断名はなくなるのは自然な流れだったようですが、細かい症状の差を分類できなくなると今後問題が出てくる可能性もありますね。

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