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高齢者の病院への入院期間は最大で3ヶ月?その理由とは?

      2017/05/15

高齢者の病院への入院期間は最大で3ヶ月?その理由とは?

病状次第では病院へ長期の入院を余儀なくされる場合があります。しかし高齢者は病院への入院は3ヶ月以上できないのが現状のようです。なぜ入院は3ヶ月までしかできないのでしょうか?またそれによってどのような問題が起こっているのでしょうか?

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高齢者は3ヶ月以上病院に入院できない?

今は急性期を過ぎた高齢者は病院に3ヶ月以上入院できないのです。ご存知ですか?

その原因は、3ヶ月を過ぎると病院に支払われる入院医療報酬が極端に減ることになる制度にあるのです。
これは、「高齢者の長期入院」をさせている医療機関へのペナルティを意図しているそうです。

つまり3ヶ月以上高齢者を入院(一部例外もあります)させていると、病院は経営が成り立たなくなる制度なのです。今、もうそうなっているのです。

たとえば何かの発作で救急車で病院に運ばれる、治療を受ける、とりあえずヤマは越す、・・・その後順調に回復、退院、となればいいのですが、例えば体に麻痺が残る、リハビリが必要になる、の場合、または、身体が不自由になって寝たきりになる、意識障害が残る、といった後遺症で、自宅に戻るのが困難になる場合もあるんです。

その場合、「病気」の「治療」はもう済んでいるということで、「療養病棟」、または介護保険が適用される「介護病棟」に行く事になります。

引用元-ルッカルシカブログ

病院に3ヶ月以上入院できない理由とは?

入院してから3ヶ月以上経つと強制的に退院させられるという話を聞いたことがある人も多いと思います。
強制退院という言い方は少し違うのですが、確かに3ヶ月以上入院していると退院を勧められるのが一般的です。

これは、高齢者において本当は退院できる状態なのに、介護(看護)できる人がいないために入院させているようなケースを防ぐという表向きの理由がありますが、それよりも入院の保険点数が91日目から減ることが最も大きな理由です。

具体的には、「75歳以上(障害者は65歳以上)の高齢者が一般病院に入院すると、91日目から後期高齢者特定入院基本料の算定が始まり、医療報酬は3分の2以下に減額された上に、投薬や検査については1円も支払われない」状況になります。

引用元-はじめて医療保険

3ヶ月を超えると病院の負担がどのくらい増える?

入院料金 点数表(細かい設定がありますがここではおおまかに)入院日数 保険点数 1点=10円
1日目~89日目まで 1396点 +薬代など別
90日目(三ヶ月目)~ 928点  点数内で薬代など含む

以上のように3ヶ月目からはおおまかに一日で約5千円も【売り上げ】が下がってしまうことになり、さらに薬代や注射、検査 リハビリ(これも実はお金掛かっています)などて含んで 928点。という計算になるわけです。

しかし、介護者の人件費は下がることなく病院は支払わねばならず・・。
こうなると 病院もなんだかかわいそうな気がします。
居たいがために 余計にお金を払います。と言っても無駄です。
これは法律で許されません。

引用元-ウェブリブログ

その結果起こる問題とは?

行き場に困り、病院を転々

現場では、どんなことが起きているか。
「うちの病院に入院できるのは、原則として3週間までです」
「もうすぐ2か月たつから、ほかの行き先を探してください」
そんなふうに病院のスタッフから言われ、たとえ、病気やけがが治っていなくても、自宅や介護施設などに退院するか、ほかの病院に転院するよう求められます。

患者・家族にとって、たいへん深刻な問題で、行き場に困る人が少なくありません。
病院のソーシャルワーカーが受け入れ先を探すこともありますが、退院できない状態で、次の病院、そのまた次の病院と移っていくこともしばしば。転院を重ねるにつれて、だんだんレベルの低い病院になります。

入院基本料のほうは、転院すれば、入院日数がリセットされてゼロに戻るので、ふたたび加算のある状態からスタートします。

ただし、そのために病院の都合で転院を繰り返すケースが目立ったため、2002年度から「180日ルール」が設けられています。同じ病気やけがで別の病院へ移っても、最初の病院から通算した入院日数が180日を超えると、入院基本料は本来の85%しか保険の対象にならず、残り15%は患者の自費負担になります(難病、がん、重症、小児などは除外)。
通常の入院より、患者負担が格段に重くなるのです。

引用元-yomiDr.

3ヶ月を超えて入院可能な療養型病床とは?

■一般病床とは

一般病床は急性期症状の治療・検査を中心に行う病床です。
したがって、治療や検査に伴う費用につきましては、診療連動制の出来高払いとなり、診療にかかった費用は国から支払われます。
しかし、一般病床は入院して3ヶ月経過すると急性期の治療は終了したとみなされ、包括支払制度(国から決められた一定の額で診療を行う)に変わります。
これにより治療や検査が制限されることになり、入院期間をおおむね3ヶ月とし、一般病床は退院となります。

■療養型病床とは

療養型病床は急性期治療を終え、長期療養を目的とした病床です。
入院当初から包括支払い制度のため、一般病床のような検査や治療はできません。
その代わり療養型病床は入院期間の制限がなく長期療養が可能となり、安心して療養生活が送れます。

引用元-SBC湘南メディカル記念病院

療養型病床でも3ヶ月で退院しないといけない現実

医療型療養病床は、介護型と違い廃止の予定はありませんが、療養病床へ入院した場合の在宅復帰が難しいことから、病床数を減らす方向で進められています。
医療型療養病床では、必ず3か月以内に退院しなければいけないという制度があるわけではありません。

しかし、長期間の入院は病院にとって収入が得られないことや、在宅復帰へのリハビリは3か月以内に行うことが有効とされているため、入院期間は3か月以内と規定している病院が多くあります。

状況や事情により3か月以上入院できる特例もありますが、病院側としてはできる限り早期退院を促していくのが現状です。

廃止される介護療養型医療施設とは

病院から自宅や施設へ帰れない方が一時的に利用する施設で、介護保険を利用して入所していきます。
介護療養型医療施設は、65歳以上の要介護1以上の人が入所することができます。
65歳未満であっても、要介護認定を受けている人は入所できるところがあります。
入所期間は特別定められておらず、平均入所期間は約1年となっています。

介護療養型医療施設は、2012年から新設が認められなくなっており、2020年には廃止予定となっています。

引用元-Coconas

まとめ
いかがでしたか?今後高齢化が進む中、この制度では問題がかなりありそうですね。このままでは患者の負担は増える一方のようです。

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