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ヒブと肺炎球菌のワクチンの同時接種が中止に!同時接種は危険なのか

      2017/06/06

ヒブと肺炎球菌のワクチンの同時接種が中止に!同時接種は危険なのか

赤ちゃんの頃は様々な予防接種を受けて病気を予防しないといけません。その一つに肺炎球菌ワクチンがあります。このワクチンはヒブワクチンとの同時接種が推奨されていますが、一時期は接種が中止されていました。今回はワクチンの同時接種について調べました。

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肺炎球菌とヒブワクチンとは?

細菌性髄膜炎はかかった子どもの半数以上が0歳の赤ちゃんです。
病気が重いだけでなく早期診断が難しく、抗生物質(抗菌剤)が効かない菌も多いので、必ず生後2か月からヒブワクチンと同時接種で受けましょう。
3か月からはこれに加えて、四種混合ワクチンも同時に接種できます。
0歳児が接種するワクチンは種類、回数が多いので、スタートダッシュが肝心です。
生後2か月のお誕生にワクチン接種をスタートしましょう。
おそくとも6か月までにしっかりと免疫をつけましょう。

生後6か月以降の赤ちゃんに、肺炎球菌による細菌性髄膜炎が増えてきます。
それまでに必要な免疫をつけておくために、生後2か月から初回の3回を6か月までに受けるようにしましょう。


引用元-ワクチンで子どもを守る!

推奨されている同時接種とは?

なぜ、同時接種をすすめているのですか。

小さな子どもは免疫が弱く子どもがかかる感染症には重い病気が多くあります。
かかってしまうと、最新の医学でも良い治療法のない病気もいまだにあります。
ここ最近、ありがたいことに日本で接種できる新しいワクチンが増え、ワクチンで防げる病気(VPD)が増えました。
ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルス、四種混合(DPT-IPV)ワクチンのような0歳の早い時期に接種するワクチンは、2~3回接種しないと確実な免疫ができません。
ワクチンを1種類ずつ接種していては、免疫ができるまでにたいへん時間がかかります。でも病気は待ってくれません。

引用元-KNOW VPD!

同時接種後に死亡する事例が起き、ワクチン接種が中止に

ヒブと小児用肺炎球菌を同時接種し、1~2日後に小児が死亡した例が2011年3月2日から3月4日の間に4例報告されています。
この事例を受け、2011年3月4日よりヒブと小児用肺炎球菌の接種が厚生労働省によって一時中止となっていました。

その後、数名の追加報告があり乳幼児7名の死亡例が確認され、2011年3月31日までヒブと小児用肺炎球菌の接種が中止されていました。この中止の期間に中止を継続するかあるいは再開するかを巡って議論された結果、両ワクチンと死亡例との直接的な因果関係は認められないとされ、ワクチンの同時接種についても安全性に懸念は認められないと判断されています。そして、厚生労働省によって以下の内容が決定されています。

「これらのワクチン接種を行う際には単独接種することができる旨の説明を行い、重篤な基礎疾患を有する者に対しては単独接種を考慮しつつ、被接種者の状態を確認しつつ慎重に接種する事」

このような対策になった理由の一つには死亡した乳幼児の数名に基礎疾患があった為だと思われます。
ヒブと小児用肺炎球菌の接種についてはママ、パパの判断で同時接種か個別にするのかを選択出来ます。

引用元-赤ちゃんの部屋

中止になったことで起きる影響とは?

この2つのワクチンは小児の細菌性髄膜炎を非常に高い確率で予防してくれます。
これらのワクチンはまだ日本に導入されて日が浅く(ヒブワクチンは2008 年12月,肺炎球菌ワクチンは2010年2月)、そのため日本では最近でも毎年何100人というお子さんが細菌性髄膜炎にかかり、そのうち1-2割のお子 さんが命を落とし、3割のお子さんが重い後遺症で苦しんでいます。(ヒブによる髄膜炎にかかるお子さんが年間約400人,肺炎球菌髄膜炎が年間約140 人)

諸外国では10-20年前に既にこの2つのワクチンが導入され、小児の細菌性髄膜炎が劇的に減りました。
日本に当てはめると、日本の全ての小児がこの2つ のワクチンを接種すれば、今まで亡くなってきた年間数10人~100人前後の命が救われるようになるはずです。(次ページにアメリカのヒブワクチンの効果 を示します)

今回の4人のお子さんのことは本当に胸が痛みますが、ワクチンとの因果関係はまだ分かりません。繰り返しますが、因果関係はまだ不明です。
ですから、毎年数10人~100人前後の命を救ってくれるこのワクチンを、安易に「危険なワクチン」と決めつけないで欲しいのです。

引用元-お子様に肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン接種をお考えの親御様へ

ヒブと肺炎球菌のワクチン同時接種と死亡事例に因果関係はあるのか

実は、人工栄養、うつぶせ寝、親の喫煙を三大リスクとする乳幼児突然死症候群(SIDS)と考えられる突然死で、毎年150人の赤ちゃんが亡くなっています。
また、心臓病、肺の病気、ウイルス感染症、細菌性髄膜炎や脳炎などで年間約2500人の新生児・乳児が死亡しています。
これらがたまたまワクチン接種後の時系列で、接種に引き続いて起こる可能性があるのです。

ワクチンと直接関係のある健康被害を真の副反応、たまたまワクチン接種後あまり時間が経過しないうちの起きたもので、本当はワクチンと関係ない健康被害を紛れ込み(ニセの副反応)と呼びます。

ふつう厚労省の発表するワクチンの副作用(健康被害=有害事象)はこの両者を合算したものなのです。
ワクチン反対派は本当はこのことを知っていながら、わざと有害事象すべてをワクチンの「副作用」としてすり替えて、卑劣にも「ワクチンは危険!」と大宣伝を行っているのです。

2009年オランダでも、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)接種後に3例の死亡例が出ましたが、精査の結果、ワクチンとの因果関係はないと結論が出て、接種を中断することなく、プレベナーの接種は続けられました。
今回の事例も紛れ込みをまず考えて、検討を進めていくべきでしょう。

引用元-同時接種は本当に危険か

日本が抱えるワクチンの問題点とは

接種再開にあたり、同時接種は積極的に推進すべきという方針から、単独で接種することも考慮すべきであり、基礎疾患(重症の心臓疾患など)のある子への接種も慎重にすべきとの注文がついた。
本来このような子にはまともな医師であれば十分すぎるほどの慎重さでもって接種にあたるので、なぜこの様な注文がつけられたのかは理解に苦しむ。

日本の予防接種体制が先進国の中で20年以上遅れを取っていることは近年国内で問題視されてきた。
接種可能なワクチンが先進国中では最も少ないこと、世界の常識である同時接種には消極的なこと、新しいワクチンの承認に時間がかかりすぎること、公平で専門的な第3者による予防接種諮問委員会の体制が出来ていないことなど多くの問題を抱えている。

先進国では接種後の健康被害に関しては基金を作って補償したり、死亡例が出たからとしてその原因を第3者機関が検討することも無しにいきなり中止したりすることなどはあり得ない。
同時接種は当然実施すべきものと考えられているし、基礎疾患を持つ子を社会的に守ってあげるために接種は当然とされている。
予防接種で予防できる病気は可能なかぎり守るべきという方向性があれば、今回の様な中止は無かったはずだと思う。

引用元-及川医院

まとめ
現在は接種は再開されているようです。因果関係はなかったという結論のようですが、今後のワクチン接種に慎重にならざるを得ません。

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