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TPPへの日本の参加理由は何か

      2015/12/23

TPPへの日本の参加理由は何か

TPPが取りざたされていますが、最近大筋で合意したとのニュースがありました。関税が無くなる事くらいしか良く知りませんが、日本の参加理由って何なのでしょうか?

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●日本がTPPへの参加理由は

世界で今世紀、成長が期待出来る唯一の地域はアジア・太平洋である。従って、日本が今世紀も繁栄の継続を望むのであれば、アメリカに協力する事で、この地域の平和と繁栄に協力し、その結果として成長の果実の分け前にありつかねばならない。経済の主役は飽く迄民間企業である。従って、政府はアメリカを筆頭にアジア・太平洋地域との戦略的な通商関係の構築と経済連携の深化を図る事で主役、民間企業を力強く側面支援すべきである。露骨にいえば政府が民間企業に「稼ぎの場」を提供するといっても良いのかも知れない。そして、TPPは、そのための理想的な「チャンス」という事になる。

アメリカ陰謀説の滑稽

引用元-日本は何故TPPに加盟すべきなのか? | 山口巌

●経済的に考えるとTPPへの参加理由は大きい

本来であれば、日本もメリットが大きい側に入ることになる。TPP圏内における日本と米国のGDP(国内総生産)は全体の8割に達しており、両国を合わせれば圧倒的な経済規模である。米国ほどではないが、日本は相対的に付加価値の高い産業が多く、途上国に比べて産業選択の余地が大きい。ただ、日本の場合、雇用の流動性が著しく低下しており、産業構造が硬直化しているという問題がある。比較優位な産業へのシフトには雇用の移動が伴うが、現在の日本において、雇用面で影響のある産業構造の転換はなかなか受け入れられないだろう。

 しかし、だからといって、TPPへの加盟を拒否すればよいのかというそういうわけにもいかない。TPPは域内から見れば自由貿易圏だが、域外から見ればブロック経済圏ということになる。域外と域内の取引は非常に不利であり、日本がこの枠組みから外れてしまうと、さらに大きな経済的損失を被ることになる。

引用元-経済学的に考えればわかる、TPP合意の理由と影響 | 加谷珪一 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

●日本がTPPへ参加するメリット

1.関税撤廃→輸出で儲かる

TPPの一番の目的が関税を撤廃することで輸出と輸入を活発化させることです。
今まで関税がかかっていて海外で売れなかった日本の商品が売れるようになります。
 
日本製品で特に人気なのが自動車や家電など。
トヨタの車は世界中で走っていますし、中国人観光客は秋葉原で炊飯器等を買い漁っていますよね。
日本の得意とする分野で今まで以上の利益を上げることが出来るようになります。
 

2.関税撤廃→海外の安い商品が手に入る

今度は逆に海外から安価な商品が入ってきます。
野菜やガソリンなどが安くなります。
消費者の立場で言えば、こんなにいいことはありません。
 

3.大企業がもっと儲かる

大企業は海外の部品を日本で組み立てたり、日本の部品を海外で組み立てたりすることが珍しくありません。
余計な費用がかからなくなり、企業内貿易が安くなって儲けが多くなります。
企業が儲かれば、日本国内にもっとお金が回るようになります。

引用元-TPPのメリットとデメリットとは?

●日本がTPPへ参加するデメリット

1.関税撤廃→デフレになる

海外から安い物が入ってくるのはメリットでも挙げていますが、デフレを引き起こす可能性があります。
また、安い農作物が海外から輸入されてくれば、国内産のシェアが奪われて、日本の農家は崩壊するのではという懸念もあります。
 

2.食の安全基準が下がる

日本が世界に誇れるものと言えば、まずは食です。
今、日本の食に対する安全基準は世界最高レベルです。
世界中どこを探しても日本ほど食が安全な国はないと思います。
 
日本人は食へのこだわりが半端じゃありませんからね。
ただしTPPに入れば加入国のレベルに合わせなくてはいけません。
つまり安全レベルが確実に下がるということです。

TPP参加すれば今は流通されていない食品添加物とか遺伝子組み換え食品が入ってくるでしょう。
 

3.医療保険の自由化

日本の国民皆健康保険制度も世界に誇るべき制度です。
 
2000年にWHOから世界一の医療保険と日本が評価されたのをご存じでしょうか。
アメリカのオバマ大統領も国民皆保険制度をアメリカに導入しようとしたほどです。
(通称オバマケア)
 
日本は国民皆保険制度のおかげでケガや病気をしたときに当たり前のように病院にかかることができます。
日本じゃ当たり前ですが、アメリカじゃ当たり前じゃありません。
重い病気や怪我でも、お金が払えないから痛いのを我慢している人がいます。
虫歯だらけで歯医者にいけない人もいます。
 
日本も1955年までは国民皆保険ではありませんでした。
その頃の日本の無保険者はなんと3000万人!全国民の3分の1でした。
当時病院に行けずに亡くなる悲しいケースは当たり前だったそうです。
(当たり前すぎでニュースにもならなかったそうです)
 
この日本の健康保険制度も自由化でおびやかされる可能性があると言われています。
 
引用元-TPPのメリットとデメリットとは?

●企業の海外進出が有利になるのも参加理由

TPPは日本の一般的な市民にとって何一つメリットのない協定だ。
それがわかると、今度は別の疑問が浮かんでくる。
一体なんでそんなものに、日本は加盟しようとしているのか、ということだ。

TPPに加盟しよう!と一番勢い込んでいるのは「経団連(日本経済団体連合会)」という団体だ。
経団連は日本の大企業の集まりで、その会長はいわば財界のボスのようなもの。大企業に都合のいい政策を取るように政府に働きかけるのが役割だ。その経団連が「日本はTPPに加盟するべきだ」と執拗に政府に迫っている。
ちなみに経団連の現会長は住友化学会長。
副会長はたくさんいて、その所属企業は全日空、三井不動産、トヨタ自動車、東芝、新日鉄、日立、小松製作所、NTT、三菱商事、三菱東京UFJ銀行、丸紅、JR東日本、第一生命、三井住友フィナンシャルグループ、日本郵船、三菱重工。

こうした企業がTPP加盟に賛成する理由はいくつかあると思う。
たとえば、大手の製造業なら、いろんな材料や部品を外国から輸入しているが、その際に関税がなくなれば原料費が抑えられる。
また、外国から安い賃金で働く労働者が入ってくれば、人件費を安く抑えられるかもしれない。
でも日本にいる限りは最低賃金の足かせは外せない。それよりもっとずっと人件費を安く抑える方法がある。それは海外へ工場を移転してしまうことだ。

ベトナムあたりに行けば、人件費はずーっと安い。しかもたいていの発展途上国では排水や排ガスなどの環境基準が、日本よりもかなり緩い。労働者を安く使えて、環境を汚しても、文句を言われない。これは企業にとってはオイシイ話だ。

そんなオイシイ海外進出を、よりスムーズにしてくれるのが、TPPなんだ。
TPPに加盟すると、進出してきた外国企業を、国内の企業とまったく同様に扱わなければならない(これを「内国民待遇」と呼ぶよ)。

引用元-

まとめ
国同士の駆け引きで詳しくは解りませんが、これを切っ掛けに景気が良くなって欲しいです。

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